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八戸駅(JR八戸線)

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海岸線を走るリゾート特等席

八戸駅のみどころ

八戸(はちのへ)駅は、青森県八戸市にあります。東北新幹線の駅であり、青い森鉄道の駅でもあり、いわゆるターミナル駅です。土産物コーナーが気軽に入れて巡回しやすくできていました。都心のターミナルと違ってこじんまりしている分、使いやすい駅です。
駅直結でJR直営ホテルのホテルメッツ八戸があり、空室があれば昼でも時間貸しをしてくれます。これがとても便利で、バスで来たのにホテルに泊まった気分にさせてくれました。部屋から1分ちょいで駅の駅弁コーナーに行って、弁当を買ってきて部屋で食べるというのも、なんだかとても贅沢な気分でした。
でもその時は、豪雪のため列車がみんな止まっていて、いつ運転再開するかわからないような状態だったのです。岩手県に入って八戸に着くまでの間も、バスの運転手さんが途中で降りて雪かきをしたり、高速道路さえも道路じゃなくなっているような状況でした。もしかしたら八戸でトンボ返りかも…なんて、心の中で泣き笑っていました。

ところで、八戸駅から鮫(さめ)駅までの区間には、「うみねこレール八戸市内線」という愛称が付けられています。市内はどちらかというと住宅街っぽいのですが、鮫駅の近くの港にはウミネコの繁殖地があって、名所になっているようです。

八戸線のみどころ

八戸線には、1日1往復ですが「リゾートうみねこ」号が走っています。これの凄いのが、太平洋側(八戸から久慈へ向かうとき、進行方向左手)の1人掛け1列は、広い窓から見晴らす海岸線を満喫できるように、斜め45度ぐらい座席が回転できるようになっている特等席です。快速ですから、18切符でも乗れます。

私が行ったときは豪雪で、午前中いっぱい運転を見合わせていました。結果的に運良く、リゾートうみねこに乗れたのですが…、乗車してから1駅ごとに長時間停まり、1~2時間は遅れました。そのため、三陸鉄道北リアス線の様子を(震災復興後、全線開通の直前でした)、見に行こうと思っていたにもかかわらず久慈駅に着いたのが夕方で、宮古(みやこ)駅まで行くのは断念しました。むしろ帰りの岩手発のバスに間に合うのかな?というのが心配でした。冬場は時間通りでなくても、とにかく走ってくれるだけでありがたい、という鉄道のありがたみを感じました。

行き方

八戸・盛岡~東京方面には、岩手県北バスという、高速バスが走っていて、八戸駅の寄るのもあります。バスは格安で便利ですが、予算に余裕があれば新幹線も使ってみたいですね。